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 企画展示室




 企画展 「縄文といけ花のコラボレーション」

 2013年11月29日から12月1日まで、三鷹市市民文化祭60周年ならびに三鷹市芸術文化協会40周年の記念事業として、福島県矢吹町・兵庫県たつの市の方々の作品をまじえた「姉妹市町交歓作品展」が開催されました。
 今年度の市民文化祭の大詰めを飾るそのイベントで、三鷹市華道連盟の皆さまの多大なるご理解・ご尽力により、三鷹市内出土の縄文土器に、お花をいけていただき、展示することが出来ました。
 
 昨年度の企画展「縄文のデザイン」は、縄文人が土器のデザインに託したメッセージに対して、現代に生まれたわれわれが思いを馳せる、という試みでしたが、今回の企画は、「縄文」にインスパイアされた現代の華道家が、その造形と対峙し、新たな造形美を創造しようとするものです。

 約5,000年前の縄文の造形に果敢に向き合っていただいた8人の華道家の皆さんは、5ヶ月前から準備を開始され、写真やスケッチなどでイメージを周到に練り上げて、当日に挑んでくださいました。
 「縄文といけ花のコラボレーション」によって結実した作品を、いつでも、どなたにも、ご覧いただくことができますように、WEB版をアップいたします。

 展示期間中は、この企画のための事前の講習会を受講した三鷹市文化財市民協力員の皆さんが、貴重な縄文土器を見守りつつ、「縄文といけ花のコラボレーション」の意義について見学者へ解説を行いました。

 今回使われた縄文土器は、炉体土器などすべて底部の無いものを選定し、その中に「おとし」と呼ばれる花器を仕込んでからお花をいけていただいたものです。また搬入、設置、いけこみ、展示、あげ花、搬出と、一連の流れのすべてにおいて、三鷹市芸術文化協会のみなさんのご協力をいただきながら、当会スタッフが文化財に対して細心の注意を払ってとり組みました。

 ※参考文献 小林達雄・編 1978 「対談 創作いけ花と縄文土器 一葉式いけ花家元 粕谷明光/小林達雄」『日本の美術 第145号 縄文土器』至文堂