平成29年度の整理調査その2
3 土壌サンプルの微細遺物抽出作業
発掘調査では、遺構などを掘って発生した土を捨てずに採っておくことがしばしばあります。発掘でみつけられなかった微細な遺物や炭化物、種子などを発見することもその目的のひとつです。
今回は滝坂遺跡の縄文時代の土坑を覆っていた土を、篩を使って選別し、非常に小さい土器片や炭化物を抽出しました。
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←篩(ふるい)を使って慎重に選別していきます。 |
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←縄文土器のたいへん小さな破片を発見しました。 |
4 展示会に展示する土器の選定とキャプション作成
この作業はAプランの皆さんにもご参加いただきました。市内遺跡から出土した土器の中からお気に入りの土器を選んで、その土器の解説文を書く作業です。
小林謙一教授・小林尚子さんから縄文土器の見方を解説していただき、キャプション作成にチャレンジしました。
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←見るひとに伝わるようにキャプションの書き方を工夫します。 |
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↑上は参加者が作成した左の土器のキャプションです。 |
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