三鷹市では、「発掘体験講座」として、広報により周知した親子・市民参加による発掘調査を、平成26年度より毎年行っています。四年目を迎えた今年度は、「発掘体験ワークショップ」として、もう少し深い内容に踏み込んだ講座を行うこととしました。10月28日(土)から11月5日(日)まで現場や整理の調査を行い、多くの市民にご参加いただき、発掘調査の意義や楽しさを体験していただきました。発掘当日は、縄文時代の地層を「移植ごて」で丁寧に剥がしながら、土器や石器が4,500年ぶりに地表に現れた瞬間を楽しみ、歴史を身近に感じた一日となりました。
調査は、市民の皆さんと中央大学文学部考古学研究室及び三鷹市の三者体制で行い、この他国際基督教大学から調査の応援があり、多くの参加者がありました。
この展示会では、参加者による出土遺物の解説パネルの展示を含め、発掘体験ワークショップの様子と成果を速報展示します。
|