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「ねこどびん」です!
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前室・羨道(ぜんしつ・せんどう):


玄室の手前の部屋です。天井石が崩落していて、床面は確認できませんが、敷石があるようです。

羨門・墓前域
 (せんもん・ぼぜんいき):


石室の入り口とその手前の広場です。門柱石と両脇の川原石積みが確認されました。

玄室(げんしつ):


遺体埋葬の部屋。天井は既に崩れ落ちていましたが、切石を積んだ壁面が残っていました。床までは調査していないので、今後、埋葬人骨や副葬品の発見があるかもしれません。
石室全体の様子
立正大学 池上教授の説明

石室の構造を映像で公開
(各部分のボタンをクリックして映像をご覧ください)

※玄室の一部は未調査なので、今後、平 面図に変更があるかもしれません。

 3室構造を確認
 昭和45年の調査図面では石室は切石を使った2室構造ですが(右の赤図)、今回、新たに最も奥にある玄室(げんしつ)が発見され、しかも丸みを帯びた平面形態(胴張り)であることが分かりました(右の黒図)。
 3室構造で切石を使った胴張りのある石室は、多摩地区では八王子市の「北大谷古墳」、府中市の「武蔵府中熊野神社古墳」などに見られ、これらとよく似ていることから、3つの古墳の関係が注目されます。

墳丘の全体

石室の位置

 36年ぶりの発掘調査  
 大沢二丁目の国立天文台構内には、三鷹市唯一の高塚古墳である「天文台構内古墳」があります。昭和45年に『三鷹市史』の編纂に伴い発掘調査が行われたのですが、当時の写真資料が残っていないことなどから、市教育委員会ではあらためて平成16年12月に測量調査を、平成18年2月発掘調査を実施しました。
 発掘調査の範囲は石室(せきしつ:遺体を埋葬する部屋)などの一部に限ったものでしたが、今回大きな発見がありました。

石室の形態が明らかに(天文台構内古墳の発掘調査)

発掘中の石室

〜天文台構内古墳の発掘調査(速報第1弾)〜
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