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新企画 横穴墓の被葬者の身体測定!?目次へ戻る
 
第2部 骨からわかる生前の姿

(2)男の骨と女の骨
 男性と女性では、顔、体つき、声などかなり明確に異なりますが、体の基礎である骨は、男性・女性ともに同じパーツで構成されています。しかし体の各部分においては、個々の骨の大きさ、太さ、形態などに男女の特徴を見ることができます。
 男女の差を認識できる骨のひとつは腰の骨です。一般的には骨盤(こつばん)と呼ばれています。骨盤は左右一対の骨で、背中の骨(脊椎:せきつい)と太ももの骨(大腿骨:だいたいこつ)をつないでいます。骨盤はちょうどお尻の下に空洞を空けるような形をしていますが、女性の場合、出産という大仕事に備えて、男性に比べて空洞部分が広く空いた形をしています。
船戸和弥のホームページ 解剖学(Anatomy)より

古墳や横穴墓の人骨について

 古墳時代の前半には、その地域の豪族(ごうぞく:その土地を支配する一族)の権力の象徴として、大きな古墳が造られます。埋葬されるのは豪族のリーダーで、たいていは成人の男性です。
 古墳時代の後半になると、豪族の下に現れた各農村の有力者にも古墳造りが広まり、小さな古墳や横穴墓が密集して造られるようになります。これらを群集墳(ぐんしゅうふん)と呼びます。群集墳には、入口が開閉できる横穴式の埋葬施設によって追葬(ついそう:後から次々に埋葬すること)ができるものが多くあり、一族の墓として数代にわたって埋葬される中で、女性が埋葬されることも多くなります。市内の横穴墓でも男性に比べて数は少ないですが、女性の埋葬が確認されています。
ここでクイズです!
 下の写真は羽根沢台横穴墓群で発見された埋葬人骨の一対の骨盤です。さて、これは男性、女性どちらのものでしょうか?
骨盤

答えはここに