2階の会場は、想像していたよりも広くて、展示品にはスポットライトがあたっていて、市役所じゃないみたいでした。
ぼく: あ、あれだ!
父 : おお、しっかり焼けてる。
ぼく: 焼くと感じかわるねー。なんか、かっこいい・・・。
父 : こわれなくて良かったな!
カンゲキのひとときです・・・。
ぼく: ・・・でも、いっぱいあるなあ。
父 : 参加希望者が多すぎて、回数を増やしたって言ってたね。
ぼく: みんな上手だねえ。
父 : うん、けっこうやるな。
ぼく: 把手(とって)を付けたひとも多いね。
父 : ああ、土器に刻んだ模様もあるけど、貼り付けた模様が多いみたいだね。立体的で、おもしろいな。
ぼく: ハート形や星や・・・、あ、大きなリボンもある。・・・女の子はていねいに作るなあ。
父 : 男の子も健闘してるよ。・・・もちろんお前のも、なかなかだな。
ぼく: お父さんのも、なかなかだよ!
ぼくたちの作品がどれかって?・・・それはヒミツです!
(ヒント 「なかなか」なヤツ)
父 : 会場は2階だな。
土器作りの日にも飾ってあった土偶(どぐう)の大きなパネルに案内されて、2階の会場に向かおうとした時、
ぼく: あ、お父さん、あそこに!
1階ロビーのガラスケースの中にも、土器作り教室の作品が飾られていました。
三鷹の縄文遺跡展2006 「縄文を見る・測る・作る」は、今日から始まります。ぼくたちが作った土器も、会場に展示されます。展示タイトルの中の「作る」のパートに、ぼくたちも参加したってことですね。
初日の、しかも開始時間ぴったりに行っちゃうっていうのは、なんかちょっと男としてカッコ悪いような気もしたけど・・・、でも、ぼくたちは待ちきれなくって、9時には市役所に着いていました。
8 展示会デビュー!