遺跡の小展示コーナーを3箇所で設置しています 「ユニット」型で巡回展を行います |
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「ユニット」とは何か 関東ローム層(赤土)中から発見される旧石器時代の作業場、例えば石器製作の場などに対して、そのひとまとまりの状態・現象を「石器集中部」、その遺構の機能を探る概念として「ユニット」という用語が使われます。ひとつひとつの「ユニット」の機能や性格を把握し、遺跡全体のあり方や、この時期の人間行動を復元していこうとするものです。 巡回展示と小テーマ 今回、この考え方をもとに、今後の一連の展示計画に生かそうというものです。 つまり、これまでの市内の発掘調査の資料を使用しながら、色々な切り口でテ−マ設定をしていくもので、1テーマを「ユニット」としてとらえた完結型ですが、同時に展示しているやはり1テーマ・ユニット型展示とも関連しますし、今後に展示替していくテーマとも関連していきます。 こうして、小テーマを積み重ねていったときに、三鷹の遺跡、歴史が見えてくることに期待する、というものです。 |
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【今回の構成】(展示場所/テーマ名) (1) 三鷹市教育センター2階ロビー 「縄文時代の石の道具」 (2) 三鷹市教育センター3階ロビー 「縄文時代の装飾」 (3) 三鷹市遺跡調査会事務所展示室 「速報展・天文台構内遺跡第23次調査」 |
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※いずれも平成15年9月末まで開催予定。 ※展示コーナーには、「解説シート」を用意しています。 |
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【場所/見学できる時間など/お問い合わせ】 三鷹市教育センター 午前8時30分〜午後5時 (рO422−45−1151 生涯学習課・内線3315) |