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速報展示室


 縄文人は何を食べていたのでしょうか?
火山灰に覆われた多くの日本の遺跡では、有機物は分解され、食べ物を直接知ることのできる資料はあまりありません。

 ところが最近になって、焼成前の土器に混入した植物の種子や昆虫などを、その形態から同定する方法の高度化によって、これまで縄文時代の日本列島にはまだ存在しないと考えられていたダイズやアズキが、縄文時代の早い段階で、すでに食物として利用されていたことが解ってきました。

 そして、縄文土器の素材である粘土には、当時身近に存在した植物の種子などが意外に多く含まれていることも明らかになってきました。

 土器の素材の粘土に混入した(あるいは意図的に練りこまれた可能性もあります。)種子などは、土器を焼成する際に焼けてしまいますが、柔らかい粘土に押し付けられていたため、その形態や表面の状態が圧痕として残されています。レプリカ=セム法という方法は、その圧痕のレプリカを詳細に採取して同定する方法です。

 しかしこの作業は、膨大な縄文土器を一点ずつ、丹念に圧痕が存在するかどうか観察しなければならず、多くの労力を要するため、あまり試みられていないのが現状です。

 そこで、埋蔵文化財講演会「縄文の川 神田川−丸山B遺跡の調査から−」に参加された方の中で希望者を募り、実際の資料から圧痕を探す体験型講座を実施しました。

 講師には、植物考古学の第一線で活躍されている佐々木由香先生(潟pレオ・ラボ統括部長)にお願いしました。佐々木先生は縄文時代にアズキやダイズがあったことを発見した研究グループの主メンバーのおひとりです。

 講演会で配布したチラシはコチラ

最新の研究成果に耳を傾ける レプリカ採取する先生の手元を
熱心にみつめる
丸山B遺跡出土の
縄文土器(ほんもの)を手に取って
ルーペを使って圧痕を探す
先生から「本日の圧痕大賞」を
授与された参加者
本日の圧痕大賞。種実の圧痕であると
お墨付きをいただきました
参加者の声
○たいへんおもしろかった。とてもわかりやすかった。ありがとうございます。
○勉強になりました。作業はこつこつとやることが中心で、大変な作業であることを理解できました。
○実際に触れる機会はなかなか無いと思います。とても良い機会だったと思います。
○大発見は大変なんですネ。でも、とても楽しかったです。貴重な土器に接して興味がますます深くなりました。
○大変有意義な講習でした。時間が短かったのが残念です。
○実際にやることの面白さにつきます。