縄文時代中期初頭
 五領ケ台(ごりょうがだい)式土器
三鷹市島屋敷遺跡出土
推定口径33cm、推定器高40cm
遺構外出土資料

文献:1997『島屋敷遺跡T』

★五領ケ台式土器が出土する遺跡は、そう多くありませんが、島屋敷遺跡では、全て遺構外ながら、比較的まとまって出土しています。
縄文時代中期前半
 勝坂(かつさか)1式土器(新道式)
三鷹市原遺跡出土
口径37cm 器高40.5cm 採集品
文献:1985『原遺跡』

★関東地方の縄文土器のうち、もっとも造形的に優れている、といわれるのが勝坂式です。原遺跡では、勝坂式期のうち、もっとも古い時期から集落が営まれていたと考えられています。
縄文時代中期前半
 勝坂(かつさか)2式土器
三鷹市井の頭池遺跡群B出土
口径24.5cm 器高30cm 
文献:1981『井の頭池遺跡群B』


★住居跡の中から、土圧で押しつぶされたような形で見つかった土器です。接合作業の結果完全な形に復元されました。勝坂2式から3式へ移行する時期のものと考えられます。

特集! みたかの縄文土器

もっとも資料の多い、中期の土器を分けました。

中期編

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