特集! みたかの縄文土器

 縄文土器は、長い年月をかけて変化しています。前期後半や中期前半の、派手で複雑な装飾をもつ土器も、変化の流れを整理することで、その移り変わりを理解することができます。これを土器編年といい、編年を確立することによって、縄文時代の時間のものさしに使うことができます。また同じ時期に、同じ型式の土器が分布する地域と、別型式の拡がる地域を区分することができますが、このような縄文土器の地域差は、方言に例えられることがあります。地域によって方言が違っていたり、似ていたりするように、縄文土器にも地域による違いや類似をみることができます。そして地域性と、変化の流れの系統を合わせて調べることで、土器型式の動きと、その背景にあるはずの人の動きを知る手がかりを得ることができます。
今回は時期別の土器の違いをおおまかに理解するために、市域出土の縄文土器の、一部の資料を並べてみました。縄文土器の編年表と比べながら、クリックしてご覧ください。
加曽利B(かそりびー)式土器 堀之内(ほりのうち)式土器 十三菩提(じゅうさんぼだい)式土器 諸磯(もろいそ)b式土器 撚糸文(よりいともん)系土器 隆起線文(りゅうきせんもん)系土器 条痕文(じょうこんもん)系土器 諸磯(もろいそ)a式土器 称名寺(しょうみょうじ)式土器

草創期・早期・前期・後期編

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