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 縄文土器は芸術か?
 
 私たちは、立体的に装飾された縄文土器に「美」や「芸術」を感じることができます。しかし縄文人にとって、縄文土器は芸術だったのでしょうか?
 
 縄文時代中期の土器の立体性や装飾性は、世界の先史土器の中でも特異なものです。過剰と思われるほどの装飾は、日常的に使用される土器にも及んでいます。
 
 中期の土器には、人体や動物をモチーフとする文様が多くみられますが、その全ては、大胆な強調や省略によって抽象化されています。また同じモチーフが異なる遺跡の土器からも見出されます。縄文土器のデザインには、煮炊きをする容器としての実利的な機能に加えて、当時の集団で共有されていた「神話などの物語」あるいは「メッセージ」が託されているとも考えられています。
 
 現在の考古学では、そのメッセージは、縄文人だけでなく、すべての人に向けられているはずと考えます(そのほとんどは解読困難ですが)。この考え方によれば、5,000年後に同じ場所に住むことになった私たちにも、「縄文のデザイン」に託されたメッセージは向けられているのではないでしょうか?
 
 この展示では、すべて三鷹市域から出土した資料を使って、縄文土器製作にみられる、縄文のデザインと、そのメッセージについて考えます。

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