1 主な遺跡と遺物
出山横穴墓群(大沢二丁目)
これまでに10基が確認されています。うち8号墓は、羨門(せんもん:墓の入口)に市内唯一の石積構造が施された特徴的な横穴墓です。内部には川原石が敷き詰められ、天井はアーチ形に造られています。4体の埋葬人骨が確認されました。
1994年に都史跡の指定を受け、現在は保存・公開施設によって見学ができます。
御塔坂横穴墓群(大沢四丁目)
総数15基が確認された市内最大の横穴墓群で、開発工事等で削平を受け、消滅したものもありますが、床部分など一部が地下に埋まっています。