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刊行報告書案内No.3

三鷹市埋蔵文化財調査報告第25集

島屋敷遺跡 U

(しまやしきいせき)
発行
年月日
平成15(2003)年3月31日
発行者 東京都南部住宅建設事務所 三鷹市教育委員会 三鷹市遺跡調査会
規格 A4版2分冊 第一分冊376頁 第二分冊83頁 CD-ROM版報告書添付
遺跡所
在地
東京都三鷹市新川五丁目505ほか
調査事由 都営三鷹新川五丁目団地建替工事
発掘調査
期間
平成10年度・11年度
主な遺構
(遺物)
縄文 (中期を中心とする土器及び石器)
古代 (土師器・須恵器)
中・近世 地下式坑・陥し穴・土坑・井戸・掘立柱建物跡・溝 (陶器・磁器・木製品・板碑・石製品・銭貨)
近・現代 水田畦畔(陶器・磁器・ガラス製品・金属製品)

[本書の要約・見所]
 島屋敷遺跡は三鷹市新川4丁目〜5丁目に位置する、旧石器時代から近代に至る複合遺跡で、遺跡内には中世の屋敷跡と考えられる遺構や、近世の旗本柴田氏の陣屋跡等が存在しています。本書では屋敷跡や陣屋跡が所在する丘陵地帯の西麓にあたる低地部の調査結果を報告しています。
 本書では様々な時代にまたがる遺物のうち、特に中・近世の出土遺物・遺構について重点的に報告を行っており、調査区内が集落的景観を呈していた状況を明らかにしています。また、中世から近世にかけての土地利用状況について考察を加え、富士宝永火山灰の降灰後の大規模な土地改変に伴い、集落のあった場所が水田に変化していく様子についても検討しています。

[閲覧情報]
国立国会図書館・都道府県立図書館・都内公立博物館・三鷹市内公立図書館及びコミュ二ティセンター等に配布しています。閲覧については最寄の図書館等にお尋ねください。

[問い合わせ]
埋蔵文化財調査室 Tel:0422-48-9454
                 メールアドレス:office@mitaka-iseki.jp

中近世遺構群                                   井戸内の遺物